めざせナンバーワンDD

DDを極めすぎたアイドルヲタクの独り言

DD物理的にCDのやり場に困る問題

こんばんは。今夜もやってまいりました、目指せナンバーワンDDのお時間です。

本日は「物理的に隠したいものがある人」に捧ぐ、記事となっております。人間、誰だって知られたくないもの、見られたくないもの。ありますよね。家族だったり、友人恋人だったり、本当に誰にも見せたくないもの、あると思うんです。

テーマはですね、ズバリ、ヲタバレ対策となっております。
というのもわたし、実は実家暮らしなんですが親があまりヲタク理解がない…といいますか、特に母が田舎育ちでテレビを見る習慣もあまりないので芸能人のファンになる、という感覚がわからない人なのです。

そのためわたしが初めてコンサートに行きたいと言ったときには相当モメたという過去もありまして、おそらくバレていなければわたしは親に「嵐っていいよね♡」と思っている程度の人間だと思われています。そんなわたしの母が、お腹を痛めて産んだ(しかも帝王切開でめちゃくちゃ大変だったらしい)このわたしが真顔で同じCDを40枚以上購入していると知った日には泡吹いて白目向いて卒倒するどころの騒ぎじゃ済まないと考え、親の生命を守るために日々奮闘しているのです。

これまでの記事でわたしが国民的大スターから発足直後の地下アイドルまでかなり真剣に応援していることは明かしてきました。
改めてどの程度なのかと言うと、CDリリースごとに全盤買い基本レベルのグループが5グループ、それとは別にここぞというときに何十単位で購入するグループが4グループ。そしてCDのみならずさらにチェキや特典会のために大学に通いながらほぼ毎日汗水流してアルバイト(超ブラック、12時間働けど休憩なしが基本)をしながら手にした稼ぎをほぼ全てアイドルにつぎ込んでいる。そしておのずとCDという物理的に場所をとるものが部屋にたまってゆく。

これを同居している親に悟られまいとする姿は例えればエロ本を隠す男子高校生…いや、それ以上のものがあるかと思う。
なぜならその量が莫大すぎるからだ。大人買いしたCDは定期的に売りに出すようにしているが、2014年度購入のCD、DVDの購入枚数合計は概算で250枚ほどだ。多分。そして最悪なことに、大人買いしたCDに店舗購入特典としてポスターなんていうクソいらねーもの()がつけられてしまったりもする。帰り道の恥ずかしいことったらありゃしない。

とまあ話は脱線してしまったが、この大量のヲタクの副産物、CDやDVD、購入特典、ライブグッズなどをどのように隠し、「嵐っていいよね♡」程度のヲタクのふりをしているのかという話をしようかと思う。

わたしが大量のものを隠すときに重要なこととして掲げているポイントが三つある。

一つ目は「まとめて置いておかない」ことだ。まとめて置いてあると、1つ見つかったときに芋ずる式に全て見つかってしまい危険だからだ。見つかったときにのリスクまで考えて各所に分散させて隠すことが必要となる。めんどくさいからと言って全てダンボールに入れてクローゼットに入れる、これ一番ダメ。本当にダメ。全部見つかるから。

二つ目は「これはまあ見られてもいいや」っていうものと「これは絶対ダメ」っていうものと、線引きをしてまあいいやのものはいっそ普通に並べてしまう。これがわたしでいう嵐のCD類なのだが、小さなCDラックに発売順に並べてその横に「嵐なら相葉くんがすき♡」設定なので相葉くんの主演ドラマ三毛猫ホームズの主題歌であるYourEyesのジャケットをインテリアとして飾っている。変に隠しすぎないというのもポイントだ。
月イチでガチで倒れるほど働いてるのに常に金欠な理由はこれですよ、みたいな感じで少しは見せるのも大事なポイントとなる。

三つ目はカモフラージュすること、だ。これはもう本当に最後の手段。普通に目につかないところに隠してたけどもう入らない…ってなったときの苦肉の策。
例えばこう、ファッション誌の並んでる後ろに隠すとか、それこそ男子高校生のエロ本隠し術で足りなくなった場合の策だ。
その1例として、わたしはかわいいショップの紙袋をキープしておく箱を作った。女子って、ちょっとしたものを貸し借りしたり、プレゼントするときにかわいいショッパーに入れて渡したりするのが好きな人が多いと思う。だからわたしはその紙袋ケースを3つ並べ、そのうちの1つの下にCDを潜らせている。パソコンラックの下、普通に目に付くところに置いているが、いまのところバレている様子はない。

ここまでがだいたいスタンダードかと思う。
しかし当然そんな小細工など通じないほどわたしのコレクション(ほぼゴミ)は蓄積されてしまった。
悩んだ結果わたしは木工房を借りて2日かけて忍者屋敷さながらの隠し棚を制作した。ニトリの組立式の3段のカラーボックス?の棚?を元に、通常サイズのCDであれば最大80枚収納できる、表向きはただの本棚だ。たとえ本を抜かれてもベニヤ板がぴったりとハマっているため相当意識しなければ奥に何か入っているとは気づかない。ちなみにベニヤ板は棚の左側が固定されており本当にぴったり入っているので壁とのわずかな隙間にこの棚用に加工した細い木片でテコの原理を利用して後ろからぐっと押す以外の方法では開けられない。ちょっと文章で表現するには難しい構造になっている。

そんなこんなで、もう全部で何枚あるかなんて考えたくもないCDたちはわたしの部屋の至るところに隠されているのである。
時給800円で月収15万以上、実家暮らしの国公立大学生ヲタクが一番苦労しているのはレポート提出でもテストでも、バイトでも、現場通いや特典会鍵閉め戦争でも、ヲタク同士の叩き合いでもお金のやりくりでもなく、ヲタバレ対策なのかもしれない。

今後もかっこいい男の子やかわいい女の子のATMとしてがんばって生きていこうと思う。