めざせナンバーワンDD

DDを極めすぎたアイドルヲタクの独り言

オカモトケイトについて



わたしはDDを売りにしたヲタクだ。
なのになぜこんなにもピンポイントなタイトルの文章を書こうとしているのか、そう疑問に思った人もいるかもしれない。
実はタイトルにあるオカモトケイト、というのはHey!Say!JUMPの岡本圭人さんのことではない。いや、もちろんオカモトケイトは岡本圭人さんなのだが、あえてオカモトケイト、とカタカナ表記にしているところに着目してみて欲しい。わたしが今回語りたいのは岡本圭人さんという人間ではなく、「オカモトケイト」という語感についてなのだ。


さて、ここで問題です。ここまででわたしはタイトルを除き、何度オカモトケイトというワードを発したでしょうか。正解は…















めんどくさいので省略します。きっと正解です。騙したりしてごめんなさい。ただ、わたしは皆さんにオカモトケイトという語感の気持ちよさを体感してもらいたかったのです。
どうですか?オカモトケイトって、めちゃくちゃ口に出して言いたくなりませんか?そこのあなた?言いたくなりますよね?え?なります?ですよね、はい、言いたくなりました〜。これであなたはもう岡本圭人さんの持って生まれた天賦の才能、「オカモトケイトという名前の語感の良さ」の虜です。
ここまで読んでもしも、万が一、オカモトケイトって別に普通じゃね?って思っている方がいらっしゃればブラウザバックでお戻りください。まあ、いないと思いますけど。


さて、茶番はこの辺で終わりです。
ここからは真剣に「オカモトケイトの語感の良さ」について徹底的に検証していこうと思います。


そもそも「七文字」というのは日本人の耳に馴染みやすいと言われている。日本の伝統芸術である俳句が五・七・五になっていることからも、五文字、七文字というは古くから親しまれてきた趣深い文字数であることが納得できる。

まずは品詞分解()から始めよう。

オカ/モト//ケイト

素晴らしい。素晴らしすぎる。まずリズムが良い。タタ タタ タンタ。最高。全体は「七文字」で構成されており、さらに大まかに四文字、三文字に分けられるという点で非常に気持ちよいリズムとなっている。
また、カ行、タ行の比較的硬い音がその半数を超えるにも関わらず、声に出したときに「東京特許許可局」のようにならないのはなぜか。
カ行、タ行の間にその音の硬さを相殺するかのようにマイルドな「モ」や、文字をスローダウンさせるような母音「イ」が挟まれ、クッションのような役割を果たしているからだと考えられる。
その交互に繰り出される音の芸術性の高さを表現するとしたら、ミロのヴィーナスかダビデかオカモトケイトかと言ったところではなかろうか。



ここまでは一般論だ。加えて、なぜわたしが、このアイドルDDであるわたしが「オカモトケイトという語感」に強く惹かれるのかを考えてみた。
わたしは特に岡本圭人さんに強い思い入れがあるわけではない。むしろ、Hey!Say!JUMPの中だとあまり興味を持てないほうのグループだ(ごめんなさい嫌いではないんです)。ただ、ツイッターやテレビ、雑誌等のメディアなどでその字面を見ると途端にオカモトケイトと口に出して言いたくなるのだ。
突然だが、親が転勤族なこともあり人一倍「人の名前」を知っていると自負しているのだが、ここまで口に出して言いたくなるスッキリ音節を持った名前の人はいなかったように思う。DDなだけあって、いろいろな子を推してきた経験からもだ。

ここでふと、ある核心に迫ることになる。岡本圭人さんはアイドルだからだ、という結論に気づくことになるのだ。

今これを読んでいる読者さんにはもしかすると伝わらないかもしれない。
このしょうもない記事を読んでくれた暇を持て余した心優しい人はきっとコンサート会場でうちわを胸の高さに持ち、ペンライトを左右または前後に振りながら自担を見つめるのがスタンダードのジャニヲタさんであろう。
決してアイドル本人よりも汗を飛ばしながら素手でロマンスを捧げコールとケチャを送ることによって愛を伝えるアイドルヲタクではないだろう。

なぜアイドルである岡本圭人さんの「オカモトケイト」という語感に強く惹かれるのか。それはきっとコールがしやすいからなのだ。
コールについてよくからない読者の方も多いと思うので、一例としてCome On A My Houseの歌詞を引用して、一般的なコールを入れてみようと思う。


Jumping Girl \フー!/
いつでも\ヤマダー/
君の瞳は\ユウリー/
Jumping Girl \フー!/
彼だけ\ユウトー/
見つめてるけど\オカモトケイト!/

お分かりだろうか?この中に二つ重要な要素が含まれている。
まず一つ目。山田涼介さんは名前ではコールが打てないのだ。ここで\リョースケー/のリズムは御法度だ。どう考えてもハマらない。この時点で山田涼介さんはアイドルとしての大事な資質(※ジャニーズにいる限りは全く必要ない)が欠けていることになる。しかしこれを打開する策はある。\ヤマチャーン/と愛称を使ってしまえば良いのだ。統一性はなくなるが。
そして二つ目。ずっといい続けている、\オカモトケイト/の部分だ。「みつめ、て、る、け、ど♡」の「ど♡」に「オカ」と被せてコールを打つことがポイントとなる。ためしに心の中で打ってみてほしい。どうですか?気持ちいいでしょう?さらにこれまでのヤマダーユウリーユウトーからのオカモトケイト。すごい変化球ですが、それが逆にここでAメロ終わりますよという区切りをつける役割まで果たしているのだ。おそるべしオカモトケイト。なんとなく気持ちいいだけでなくきっちり仕事もこなしてしまう。
ではBメロはどうなっているのか?続きを再生してみよう。ここからは少し難易度が上がるので細かく区切って表記する。


      もっと〜           君を          知りたい
\アリオカ/\イノオー/\ッヤオトメー/

     もっと〜君に触れたい 
\お前らサイコータカキヤブー!/

     膨らむ   気持ちは   止まらない〜
\オ〜!/\オ〜!/\オ〜!/

(デーンデデンッ)←
\ヨッシャイクゾー!/


きっとこんな感じになるだろう。まあこれはわたしがテキトーにつけたごくごく一般的な、無難な、テンプレートなコールだ。「もっと君を知りたい」はなんとかなる。むりやりだけど順番に詰め込めばなんとかなる。
問題は髙木雄也さん、薮宏太さんの「もっと君に触れたい」の部分だ。明らかに歌詞は三つの要素で構成されているにも関わらずパートを担うのは二人なのだ。例えばいっそ一人であれば\ッタカキユウヤハニホンイチ!/とか\ヤブージャパンのオンゾウシ!/とかいくらでも気持ちいい語感のコールが作れる。でも、二人!
そこでわたしが苦肉の策として、よくあるコールの「お前が一番、あっちゃーん!」みたいなのの変化系でタカキヤブーというなんとも雑なまとめ方をするしかなかった。
言うまでもないが、ヨッシャイクゾー!のあとには知念侑李さんの甘い甘〜い「Come On A My House?」があるので無音ケチャで耳を済ませよう。

少し話は脱線してしまったが、どうだろう。岡本圭人さんのオカモトケイトという名前の語感の素晴らしさに気づいていただけただろうか。
この記事をきっかけにオカモトケイト中毒になるヲタクが増えてくれることを願って。アーメン。





※ここでわたしは重大なことに気づく。わざわざカモナ持ってこなくても愛追I隊があったじゃないか………………………………………最初から入ってるやつが………………………